クッキー
今日は久しぶりに高校の時の友達と遊んだ。
久しぶりと言っても二週間ぶりとかそのへん。
12時に新宿中央東口に集合、ラッシュの隣のカラオケ館に行く。
日曜日だから混んでるかなぁと思ったらそうでもなく、ガラガラの方だった。
持ち込んだお菓子を広げる。
セブンイレブンが出してる塩バター味のポテチはかなり美味しかった。
今度一緒に食べよう。
久しぶりのカラオケ。
いつも聖飢魔IIばかり聞かされるのであゆや倖田來未など、友達らしい選曲が新鮮だった。
間違えてファイアーアフターファイアーを入れそうになったけど、ビッグバンを入れ直してもりあがった。
久しぶりだとカラオケも楽しいものだ。
そのあと時間がまだ少しあったので、歌を歌ってくれるアイス屋さんに行った。
ぶっちゃけるとあんまり美味しいと思ったことがない。
の割に高い、友達は好きそうなので付き合う。
本当は行きたいアイス屋さんがあったんだけれどね。
抹茶とオレオのアイスを食べる、オレオの味にかき消されて抹茶の味が5口目にはなくなってた。
急いで電車に乗る。
降りたことのない駅で降りる。
そこは北区らしい、北区は小学生の時模試を受けに王子に降りたった時だけだ。
駅からすこし歩くと住宅街の中にその劇場は突然現れた。
面白い名前の劇場だった。
通された席は一番前だった。
演じるのは私たちじゃないけれど少し緊張した。
劇が始まるといきなり大人の男が床を四つん這いになって歩き始めた。
少し驚いた。
劇という劇は、中高の時の演劇部の公演しかみてこなかった。
大学生の劇とはいえそれは全く異なるものだった。
演出ってこんなにいろんな方法があるのか、と勉強になった。
実はちょっと演技をやってみたいと思っていた。
小学生の時の学芸会で演技がうまいね、と言われたのを未だに引きずって、いつか機会があればお試しくらいで、というとても怒られそうなあれなのだが。
もし来年大学生になったらやってみたい、そう思えた。
話の内容もとても面白かった。
今度あった時彼に話そう。
11月にもまた同級生は違う劇に出るそうだ、下北沢の劇場らしい。
彼と行こう。
帰り道に食べたかぼちゃのアイスは、またクッキーが入っていて3口目にはかぼちゃの味はなくなってた。
さあまた明日から学校だ。
早速また真面目な石膏デッサンの始まりだ。