寒い

今日は暑くなると言ってたのに、昼になっても寒かった。

朝は早く起きた。

お母さんはいつものように体調が悪くて起きられなかった。

予備校に着く。

頭も体もなにも働かない。

ずっと1時間ぼーっとしてた。

自習室に行って椅子を三つ並べて横になった。

体は楽になった、心は楽にならなかった。

会社から電話が入った。

自習室をでた。

友達と偶然あった、昨日おきためんどうなことを話す。

まためんどうなことになっているようだ。

散歩に出かけた。

公園の唐揚げ弁当を食べた。

唐揚げの味付けは食べたことない、味がした。

そのあとミニストップでアイスを食べた。

栗のソフトクリームだった。

ラインが来る。

打ち合わせは午前中と言っていたのに予定が変わったらしい。

彼はね、自分からは言わなかった。

わたしがあしたどうしようと言ったらその予定の変更を伝えた。

振り回されないで、っていうけれど振り回されちゃうよそんなの。

だってわたしは弱いから。

あしたやっと色々話せると思って、今日までいろんなことを我慢して、それであした少し話してそれからその日から、変わっていけるかなって。

彼はね強くて素晴らしい人間だから、わたしはね弱くてどこもいいところがないから、プラスチックの青い椅子にうずくまって、トイレから盗んできたトイレットペーパーでたくさん涙をふくんだ。

明日は何時間待つんだろう、そのあいだに何回も泣いちゃうかな、どこでなにをして待とうかな。

こんなの弱いわたしならいらない、好きじゃないって本当にフラれちゃうかな。

あの土曜日から、わたしはどん底から抜け出せないみたいだ。

もっときれいで、もっとつよくて、もっとやさしくて、そんな女の子だったら。

そう思うと涙が止まらないね。

ごめんね。