寒くない
今日は二回日記を書くことにした。
予備校がおわったあと友達とご飯を食べて映画を見た。
お店に行く途中友達に今日全然喋らないな、と言われてしまった。
頑張って普通に話しているけど頭はべつのところへ行っていて、愛想笑いをして、みんなの笑いをいつものように取っていた。
でもそうしてても、友達と話していても全然ダメだった。
シーフードコブサラダを食べた。
ブルーチーズを丸ごと食べたので気持ち悪くなった。
レモン風味のドレッシングも今のわたしには爽やかすぎて悲しくなった。
映画は良かった。
映画館で買ったココアはまずかった。
久しぶりにいい映画を見た、だけどエンドロールでもうまたすぐに泣きそうになった。
またぐるぐるわたしのなかを嫌なことや不安やつらいことがかけめぐって、お家に帰りたくなくなった。
ひとりぼっちだった。
ひとりぼっちはさみしい。
わたしがそのぐるぐるを忘れられたのは今日は106分だけだった。
友達と別れてひとりで電車に乗ってる時、やっぱり泣いてしまった。
最寄駅からうちに帰るときは声をあげて泣いていた。
みんながわたしのことを見ていた。
でもその見てくれることですらひとりぼっちじゃなくなるような気がして。
恥ずかしかったけどどうでもよかった。
うちに帰って爆発した。
これは自分で良くないことをしてしまうと思って、ベランダに出て友達にいきなり電話をかけた。
友達はうんうん、つらいね、と言ってくれた。
それだけでよかった。
何で悩んでるかは言わなかった。
言ったらもっとだめだ。
同情なんかされたくない。
言ったら現実になっちゃう。
ある友達は大学に行ってないらしい、リストカットをするようになってしまったらしい。
そのことを人づてに聞いて悲しくなった。
そしてまた涙を流した。
お母さんにうちのことをやれと少し小言を言われただけなのに泣いてしまった。
何が悲しくて何が辛くて何が苦しくて、もうわからない。
だけど涙がでてしまう。
とても悲しい。
明日になったら変わっているよねきっと。
明日は彼と会って話をするんだ。
怖い話なんかじゃないよ。
少しのお願いとかの五日間考えたことと今の気持ちだよ。
そして最近のことと今週のことと未来のことを話すんだ。
そしたらしろたんに涙をもう染み込ませることはきっとないと思うんだ。
待ってるよ。
待ってるから、さっき書いたとおり話すことはたくさんあるから、早めに来てね。
待ってる時間が長いと多分また泣いちゃうから。
明日わざとクロッキー会に出ることにしたんだ。
そのあとは何をしてすごして待とうかな。
待ってるよ、なおちゃん。
ごめんね。
好きだよ。